コルクの難燃性
コルクはその特徴のひとつとして、気泡中に多量の窒素を含んでいる為、大変燃えにくいという特性を持っています。
ですから火を近づけると一応燃えますが、離すと自然に消える特性を持っています。
木材や紙のように燃え続けることがありません。
だからカーペットのように、タバコの灰を落としてしまっても燃え上がったり、
焦げているところが目立ったりすることはありません。
万が一、焦がしてしまったとしても大丈夫!
カーペットだったら全とっかえしないといけませんが、
ジョイントマットならその焦がした部分だけを交換すればよいだけなので楽チンで低コスト!
さらに安全なんです。
コルクは自然素材でありながら、無機質で合成化学製品のような強さを持ち合わせている木材とは思えない特殊な素材です。
しかもコルクは樫を伐採するのではなく樹皮の表面を剥がして、その皮を乾燥・加工して使用するため、
また再生してきた樹皮を何度も繰り返して採取ができるので、自然のダメージが極めて少なくて済むというのも大きなメリット。
しかも樹皮を採取されたコルク樫は、樹皮再生のために通常の3~5倍ものCO2を吸収します。
森を守りながら生産し続けられる、とても環境に優しい素材であであり、
また強くて軽くて燃えにくいという床材として適した条件を兼ね揃えたコルクは
これからもたくさんの可能性がある素材ともいえそうですね!