コルクの断熱性
コルクは非常に断熱性の高い素材です。
特に最近床材として注目度が高いコルクですが、その理由のひとつとして
フローリングのように冬に素足で歩いてもひやっとしないのが挙げられます。
ですから最近はフローリングの上にコルクマットを敷いてらっしゃる方も増えてきています。
なぜかというと、特にコルクタイルのように接着などの施工が不要なことと、フローリングを傷つけることもありません。
ではなぜコルクが断熱性が高いのか?
空気は非常に優れた断熱性があります。
たとえば発泡スチロール、羽毛(ダウン)等は内部に多くの空気を取り込み
小さな空間で保持するために対流が少なくなるため断熱性が高いです。
コルクはその空気の保持率は極めて高い!
コルクは1m3当たり、なんと4000万個という空気を内包した微細な細胞から構成されているのです。
要するにコルクの中にある無数の小さい気泡が熱の伝導をシャットアウトしてくれるのですね!
冬は冷気を、夏は熱気を遮ってくれるというのがコルクの断熱材としての大きな特徴!
だから夏は涼しくて冬は暖かいわけです。
その優れた断熱性を持つことが認められ、スペースシャルの断熱材にも起用されていることは意外と知られていない事実です。
コルクは私達の暮らしに大きく役立つ可能性が高い、今、注目度が高い素材ともいえそうですね。